ただお弁当を宅配するだけなら、
私たちは必要ありません。
高齢者の方のお宅に、お弁当を宅配する事業。高齢者向け在宅配食事業のことをそう思ってる方もいるようです。間違ってはいませんが実は正解でもないのです。私たちの事業の役割は、高齢者のお宅を訪問し、安否確認をする。そして、食事をちゃんととられているのか確認する。さらに、コミュニケーションを密に取り合うことで、社会の一員であるという実感を持っていただくという役割があります。つまり、希薄になった地域のコミュニケーションや離れて暮らすご家族に代わって、食のサービスを通じてコミュニケーションをとり、安心して暮らしていただく社会をつくっていくことが私たちの仕事なのです。
お弁当を手渡しすることで得られるものは計り知れません。
お届けにあがる際、お弁当は玄関先または許可をいただいている方には枕元にまでお持ちして手渡しをします。安否確認することはもちろん、いつもとは違うちょっとした変化を見逃さないためです。そのために、ニコニコキッチンでは配達の際のルールを決めています。それは、配達スタッフを基本的に同じ人に担当してもらうということ。だからこそ、いち早く変化に気づけ、ときにはそれが命を救うこともあるのです。また、毎日違う人がお持ちするのと、同じスタッフがお伺いするのでは、会話の内容も質も違ってきます。密にコミュニケーションがとれる信頼関係を築きあげることが、何でもお話できて、ご要望もお聞きしやすいのです。
陶器に見立てた美しい容器は回収型。
環境にもコスト面でもやさしい。
お弁当箱は使い捨てではなく回収型。陶器に見立てた美しい容器にすることで、食べる楽しみにもつながってきます。また、回収型にすることで不要なゴミも出ませんし、余計なコストもかかりません。それだけでなく、容器を回収する際には食べ残しのチェックもできます。また、使い捨てなどの回収しない容器だと、食べ残しで傷んだお弁当を翌日に食べてしまうというような事故も起きてしまう可能性があります。あらゆる面でメリットが多いのが容器回収型のお弁当箱なのです。
本部には管理栄養士の資格を持った社員たちが、
続々と新メニューを開発中。
ニコニコキッチンのお弁当はおいしい。そんな声が多いのは、ひとつ１つ丁寧に管理栄養士の資格を持つ社員たちが栄養バランスの整ったメニュー開発を行っているから。見た目、栄養価、味つけ、コストなど、あらゆる面から検証を重ね、定番メニューの改良からまったく新しいメニューづくりに力を入れています。高齢者の数が増える一方で、年代によって食生活は違うもの。それを敏感に察知しながら、常にメニューを見直し、飽きないお弁当、誰が食べてもおいしいお弁当、誰にでも調理ができるお弁当の開発に、これからもこだわり続けていきます。
